北斗会について

MESSAGE同窓会長あいさつ

北斗会の運営に格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。会員の皆様におかれましては、コロナ禍で大変な状況下ではございますが、益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。

さて、昨年度は新型コロナウィルス感染が急速に再拡大して4度の緊急事態宣言が発出されて、社会生活が大きく制限される事態となりました。その後のワクチン接種が進んで感染者数が大幅に減少して、社会生活や企業活動が徐々に回復しておりますが、新たな変異株によって予断を許さない状況が続いております。このような中、昨年の11月の総会(支部長会)にて永守前会長様の後を受け継いで、会長を拝命いたしました、E32期(商船高専4期)玉川宏と申します。改めまして、どうぞよろしくお願い申し上げます。

明治39年本校創立以来、百有余年の長い歴史を持ち、これまで7,000余名の会員を擁している、この伝統ある北斗会会長と言う重責を任されて以来、課題と言う積荷を乗せながら、新たな船出を迎え、どのように本船(同窓会)の針路を進めれば良いのか?大いに悩み、自問自答している毎日でしたが、先ずは自然体で行動していく事を最優先させていただき、尚一層気を引き締めてまいります。

さて、平成21年10月の母校富山商船高等専門学校は旧富山工業専門学校と統合再編され、令和元年10月には統合後の卒業生を中心とした「富山高専同窓会」が発足して、「北斗会」「ほんごう会」の3同窓会が、相互に連携して活動して現在に至っておるのは、ご案内の通りです。3同窓会はそれぞれ会員相互の親睦をはかる事は勿論ですが、3同窓会が深く関わりを持ちながら、母校の発展や在校生の支援・サポートしていく事が、活動の大切な目的であると確信しております。幸いにも、「富山高専同窓会」の理事として参画させて頂いておりますので、連携を密にしながら情報発信は速やかに行なっていきたいと、考えております。
本会の現況を鑑みますと、先ずは「母校との連携、支援」「会員相互の交流促進」「新卒業生対する就職支援」「会員への情報発信~会報誌/webサイト」「名簿の管理」「事務局機能強化」「地域・全船協・5商船同窓会等各団体との交流/連携」等々課題が山積しております。

又、近年はコロナ禍の状況下において「withコロナ」が盛んに叫ばれており、生活や働き方/社会構造そのものが、間違いなく変わる事が想定されております。故に、当会の運営に関しても変わっていかなければいけないと、承知いたしております。しかしながら、私だけでは何も出来ません。何も変えられない事は充分に承知いたしております。幸いにも当会におきましては、全国に会員を有して、それぞれが地域性合わせて積極的に活動しておる、「志を同じくした」心強い仲間が多数在籍しております。故に、この仲間と共に汗をかきながら今後の運営や方向性を決めていきたいと考えております。具体的には、様々な案件についてWebによる「支部長会議」を中心とした場で協議を行い、理事会/総会でお諮りしていく所存でございます。 何れにしても波高し船出となりますが、大命題である「会員皆様が富山商船の卒業生として誇りを持てる同窓会を目指す」を胸に刻み、邁進して参りたいと考えておりますので、引き続き会員の皆様方の、ご理解ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げて、ご挨拶といたします。

2022年3月